祝 上棟式
上棟式おめでとうございます。
9月1日の大安吉日、H様邸の上棟式が粛々と執り行われました。
弊社としても上棟式を行うのは久しぶりのことで、棟梁の私も些か緊張いたし
ました。
最近では上棟式を執り行うお客様もめっきり減ってしまい寂しく思っておりま
したが、施主の粋な計らいにより行うことができました。
私が大工になった30年程前頃は当たり前のように上棟式を行い現場でなおら
いをし、施主、親戚一同、手伝いの大工さんとでお酒を酌み交わしたものでし
た。
当時私は下っ端の見習いでしたので、運転手としてお酒は飲めませんでしたが、
皆さんが楽しくお酒を酌み交わしている様子を見て、いつかは棟梁として酒を
飲んでやると心に誓ったものでした。
上棟式とは?
そもそも上棟式とは何のことなの?というところですが。
上棟式は家を建てる際、家屋の神様と大工の神様を祀って、棟上げを無事に終えた
ことに感謝するとともに、最後まで工事の安全を祈る儀式で、棟上げ式とも呼ばれ
たりします。
また、上棟式では施主側が工事をしてくれる工務店、ハウスメーカーなどと一緒に
お祝いするのが通例です。
その際、手土産やご祝儀などを渡すなど、これまでの工事に対して労いの気持ちを
込めて行うのが主流です。
さらに、これからの工事についても無事に終わるよう祈るのが上棟式なのです。
まとめ
近年、上棟式をしないケースが増えていますが、その理由として建築にかかる費用
を少しでも抑えたい、忙しくて時間が取れないなど理由はさまざまです。
上棟式をするかしないかは、主催者である施主が決めることなので、絶対に行わな
ければならないというものではありません。
自分たちなりの簡易なやり方で行うのも自由です。
盛大に行えば費用はかかりますが、素敵な上棟式は思い出に残り、新居への愛
着にもつながるかもしれませんよ。
弊社は新築も得意です。思い出に残る上棟式をやりたい方
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