和モダン風リフォーム　No２

生活スタイルの変化

今回は、７月に完成しましたA様邸のリフォーム工事について書きます。

A様は先代から続くお客様で、３０数年前に御自宅を新築なさった時にご依頼

を頂いてから度々、修繕やリフォーム工事等でお世話になっております。

今回のご依頼は、居間のリフォーム工事です。

A様邸は８０坪の大邸宅で部屋数もたくさんあります。

新築当時は大人数でお住まいでしたが、３０数年もたちますとやはり生活スタイル

も変わり、今ではご夫婦２人でお住まいだそうです。

寒さ対策

今回リフォーム工事をする目的の１つは結露防止と寒さ対策です。

東南の角部屋で日当たりもよく、窓を開けると心地良い風が入って来る一番居心地

が良い所に居間があります。

東、南面に大きな掃き出し窓があり、窓を開けるとそこからは綺麗に手入れされた

芝生のお庭がみえます。

（下は工事中の写真）

夏場は濡れ縁の外側にすだれを掛けて日差しを遮れば快適に過ごせるようです。

問題は冬場で、大きい窓から冷気が伝わり寒さと結露で悩んでいるとのことでし

た。

解決策として、現在のサッシを利用してガラス交換工事を行いました。１枚ガラ

スをペアガラスに交換しさらに、雪見障子を撤去し内窓を設置致しました。

A様は雪見障子を大変気に入っておられたのですが、内窓を格子入りにしさらに

すりガラスにすることで障子に似た感じにすることが出来ました。

和モダン風

今回リフォーム工事をする２つ目の目的は、和モダン風にすることです。

３０数年間の壁や柱の汚れや、猫ちゃんを飼っていたようで柱に付けたひっかき傷

を消す目的も含めての模様替えです。

壁はジュラク壁を剝がしてクロスを貼り、柱等の木部はこげ茶色に塗装しました。

畳も新調し３尺角の縁なし畳を互い違いに敷きこみました。

ペタペタとシールが貼ってあった茶ダンスにダイノックシートを貼り、襖も壁紙と

同じ物に貼り替えをしました。

台所につながる襖戸を内窓と同じ格子戸に新しく製作し、リフォーム工事の完成で

す。

リフォーム工事前とは雰囲気が変わりまさに、和モダン風な居間に仕上りました。

採用した畳も始めは違う色の畳を敷くか迷っておりましたが、同じ色見の畳でも

互い違いに敷くことで、色が変わったように見え落ち着いた感じに仕上りました。

A様もご希望の和モダン風に大満足とお褒めの言葉を頂きました。

今年のお正月は暖かい居間で一家団欒ですね。

▼和モダン風なリフォーム工事をお考えの方はこちらかどうぞ